会津若松・賃貸マンション「コーポ富士」のご案内
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住まいの工夫 −お部屋の換気編−
【部屋の空気って汚れているんです。】
換気はなぜ必要なのでしょう。それは、生活しているうちに部屋の中にたくさんのいらないものが発生してくるからです。
まず、ひとつは、空気の汚れです。ガスレンジやストーブなど火を燃やすことで発生したCO2、臭いや煙、ホルムアルデヒドなどの、化学物質があげられます。
２つめは、水蒸気です。湿気がたまりすぎると、結露の原因になったり、ダニやカビが繁殖しやすくなったりします。
  • 空気清浄機は、臭いや粉じんは取り除いてもCO2をO2に換えることはできません。
【人間は１人あたり１時間に六畳ひと部屋分の空気を必要としています。】
人間が１時間に必要とする空気の量は、20〜30平方メートルです。六畳ひと部屋の容積が縦3.6ｍ×横2.7m×天井高3mとしても、約30平方メートルですから、ものすごい量です。
２人いれば12畳、３人いれば18畳です。
換気を考える時も、人が長くいる場所、大勢集まる場所に新鮮な空気が入ってくるようにしましょう。
【夏、涼しさを感じるのは、カラダの熱を奪われる時です。】
1）部屋の気温がカラダの温度より低いとき
2）壁や床の温度がカラダの温度より低いとき
3）風が吹いたとき
4）汗が乾くとき
5）冷たいものに触れたとき。
  • 人間の平均皮膚温は32〜34℃
  • 部屋の気温やまわりの壁の温度が27℃以下であれば、風がなくても涼しいのです。
【対角線上の窓を開けましょう】
風を上手に取り込むためには、入口だけでなく出口も必要です。
風が入ってくる方角の窓を開けたら、対角線上にある窓も開けましょう。
【風の無い日は低い窓と高い窓】
風の無い日は、いくら窓を大きく開けてもダメです。ちょっとした工夫が必要なのです。
それは、低い位置にある窓と、高い位置にある窓を開けてあげること。暖かい空気は上に昇る性質があるので、高さの違う窓が開いていると、空気は上に向かって移動して、ゆるやかですが、風が吹いた時と同じような状態になるのです。電気などを使わず、ゆるやかな風をつくりましょう。